今週見たアニメの話。

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超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!1話

お肉は基本的に鶏肉派むね属です。

 

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!略して超余裕!

 

皆さん気になってることはただ一つだと思うんです。

 

超人高校生という設定はこの世界でも余裕で生き抜いていけるのか?!!

 

結論:生き抜いていけない。だって高校生じゃあ総理大臣にはなれないもの。

そう、パラレルジャパンの超人高校生なのはわかっていますが、

とりあえず彼らの設定がどれだけ現実味があるのか検証してみよう!というのがこの記事の趣旨です。

 

とりあえず今回は、大星林檎ちゃん、神崎桂音ちゃん、プリンス暁くん、御子神司くんに絞って検証してみたいと思います。

忍ちゃんも好きなんだけどな…。にんにん。

 

 

 

世界最高の発明家は異世界でもアルミニウムが製造できるのか?

林檎ちゃん、かわいいですよね。7人の中で一番応援しています。

 

そもそも無重力空間で足がついてる理由とか、手袋型工具が現実的に造れるか、については理科の成績2の私にはちょっとさっぱりです。お手上げ。

 

と、いうわけで、1話の途中で彼女が見つけたボーキサイトからアルミニウムの製造があの山村で実現できるのか?について検証していきたいと思います。

 

さっそくこの記事の趣旨からはずれていることについては最早無視。

だって林檎ちゃんがかわいいんだもの。

 

私の場合、そもそもボーキサイトってなあに?ってところから始まるのですが、

要はアルミニウムの原料ですね。なるほど。

 

ボーキサイトからアルミナを取り出して、そこからアルミニウムを製造するという流れのようです。

 

うん、よくわからん。

 

なんとか理解できたのは「アルミニウムの製造には大量の電気が必要である」ということだけ。

 

電力については飛行機に搭載されていた小型原子炉で発電する、というのはストーリー中で語られていた通り。

 

小型原子炉については現在アメリカを中心に世界中で開発が盛んに進められているようです。

 

ただ、現在開発されているものでも、高さ20メートル直径5メートルと言いますから、とても飛行機に搭載できるサイズのものではありません。

数世紀先をいく林檎ちゃんだから作れたんだね!と理解するほかありません。

 

結論:電力があるので、異世界でもアルミニウムは多分製造できる。きっと。

 

世界最高の医者は高校生でもなれるものなのか?

 

お次は世界最高の医者にして、世界最高級のナイスバディをお持ちの神崎桂音ちゃん。

 

いやいや、お医者さんは高校を卒業して6年も医大に通わないとなれないことくらい知ってます!

でもそれはリアルジャパンの話。

 

パラレルジャパンには飛び級と言う裏技があるかもしれないじゃないか!

 

と、いうわけで調べてみました。世界最年少のお医者さん。

 

そこでヒットしたのが、アメリカ・ニューヨークのマウントサイナイ医学大学院卒業のバラムラリ・アンバティ医師。

彼は17歳と294日で卒業、そして医師免許を取得しています。

アメリカでは免許を持っていれば年齢に関係なく医療行為ができますので、彼は名実ともに世界最年少で医師になった人と言えるでしょう。

 

17歳といえばリアルジャパンでは高校生にあたる年齢。

飛び級、海外の学校卒などの裏道を使えば、現実でもお医者さんになれることがわかりました。

 

コミックス版では、針(と記載がありましたが、多分鍼の方)をつかって脳内物質をコントロールしてましたから、多分人体について熟知しているし、東洋医学についても見識が深そうです。

 

大学云々を置いといても彼女は医学的な知識をかなりの時間を使って蓄えてきたことがうかがえます。

 

結論:高校生(にあたる年齢)で世界最高の医者になるのは現実的にも不可能ではない…気がする!

 

世界最高のマジシャンは本当に自由の女神を消せるのか?

 

プリンス暁…いやプリンセス暁だろ、どう見たって。

完全に女の子枠という扱いになってそうな暁くん。

 

序盤で空中浮遊したり、自由の女神消したり、あめーいじぃぃぃんぐっ!なマジックを見せてくれました。

 

そもそも、自由の女神とか大きいものを手品で消せるものなのでしょうか?

私の中のマジックって、コインを消したり、相手が選んだカードを当てたりする細かい芸ってイメージなんですよね。

 

アメリカ・ラスベガスで活躍するデビット・カッパーフィールド氏(61)はリアルで世界最高のマジシャンと言っても過言ではない人。

 

彼もまた、そう!あの!!自由の女神を消してみせた男!!!

 

万里の長城をすり抜けるなど、ダイナミックでエキサイティングなマジックを見せてくれます。

 

またプリンス暁くんがやってみせた空中浮遊(Flying)もカッパーフィールド氏の十八番。

 

そう!世界最高のマジシャンのマジックは実在するのです!!すげえ。

 

フォーブスが発表した世界で最も稼いだマジシャン2017によると、カッパーフィールド氏は1年間の間に6150万ドル(安く見積もると大体61億5千万円くらい)稼いだということ。

 

暁くんの一晩で数百億というのは少し大げさな数値なのかもしれません。

 

結論:61歳のプリンス暁が実在する。

 

世界最高の政治家は未成年でもなれるものなのか?

 高校生にして日本国首相。ぶっちゃけ一番あり得ない肩書を持っているのが、御子神司くんですよね。

 

まず政治家の概念から整理させていただきます。

簡単に言うと、国会議員か地方議会の議員、もしくは議員になろうとしていて、具体的に政治的な活動をしている人のこと。

 

議員さんになるには被選挙権の年齢要件に達していなければなりませんね。

 

現在の日本では被選挙権が得られるのは、早くて満25歳。

 

ただ司くんはすでに首相、ということは衆議院議員に当選しています!

 

ここら辺は桂音ちゃんと同じように抜け道…というかリアルジャパンとは異なる制度が存在すると仮定したほうがよさそうです。

 

世界の被選挙権年齢を見てみると、一番若いのが東ティモールなどの17歳。イギリス下院やオーストラリア(上院・下院とも)などでは18歳となっています。

 

実際そんなに若くして議員になろうという猛者がいるのか、という話になるんですけど、いたんですよ、これが。

 

2010年にスウェーデン議会の議員になったアントン・アベレ氏です。

 

彼は15歳のときに「路上で暴行を受け16歳の少年が亡くなった」という出来事をきっかけに、暴力をなくす運動を開始していました。

 

当時は比例代表として出馬。当選後、辞退した人がいたため繰り上げ当選ではありましたが、若干18歳で政治家になったのでした。

 

つまり!被選挙権さえあれば、司くんだって議員さんになれそうだということです!

 

それとこれと話が違ってくるのが、高校生で首相になれるかどうかっていうこと。

 

日本の首相はオジサン?オジイサン?みたいな人たちばっかりで、若くてイケメンな首相とか想像もできません。

 

世界で一番若い首相といえば、オーストリア国首相のセバスティアン・クルツ氏。

 

首相に就任したのは31歳!!

 

日本国首相の最年少は伊藤博文氏(44)ですから、ずいぶんと若い…。

 

クルツ氏の経歴を見てみると、ウィーン州議会議員、移民統合事務局局長、外務大臣などを経ての首相就任だったようです。

 

そう、若いからと言っていきなり首相にはなれないのである。

 

いくら高校生にあたる年齢まで被選挙権が引き下げられたからといって、普通はいきなり一国の代表にはなれない!

この辺が司アメイジングです。

 

結論:高校生で政治家にはなれるかもしれないが、首相になるのはとっても難しそう。

 

結論:超人高校生という設定はこの世界で生き抜いていけるが、余裕はない。

 

検証してきた結果、超人高校生たちの設定は思いのほかリアルであるように思えてきました。

 

制度さえ変われば桂音ちゃんが医者になることも、司くんが政治家になることもできます。

暁くんのマジックは人間業の範囲に収まってるし、林檎ちゃんの技術も(一部は)現実的なものです。

 

そう、彼らの設定はリアルジャパンでも生き抜いていける。

でも現実的かと言うと、そうとも言い切れない。

 

結論:超人高校生という設定は現実世界でも余裕がないけど生き抜いていけるようです!