今週見たアニメの話。

今週見たアニメについてできるだけ本気でお話したいブログ。

今週見たアニメの報告 2019/10/20

夜勤後で昨日は死んだように眠っていました。

 

夜勤のおかげ?でアニメはたくさん見られましたので、まずはご報告させていただきます。

 

【今週見たアニメ】

銀河英雄伝説(石黒監督版、29~41話)→もはやレギュラーと化してますが、今週も別記事用意します。

 

アズールレーン(2話)→使っている動画配信サービスでは明日3話の更新です。3話を待つかどうかはわかりませんが、別記事用意します。

 

・魔王様、リトライ!(1~12話)→見事なまでのチョロイン無双だった。アクとホワイトは理解できたが、ルナとキラークイーンはマジでチョロインすぎた。かわいいけど。ところで、ノマノマのイェイさんはまだしも、キラークイーンは大丈夫なのか。いや、元がQUEENの曲だからセーフなのか…。

 

はたらく細胞→息抜きアニメ。食中毒の回が一番好きです。このアニメのすばらしさについては、海外のお医者様が解説している動画をみるとよろしいかと思います。

 

 

・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(3話)→前半勝人、後半葵ちゃん&桂音ちゃん回でしたね。桂音ちゃんの医療技術のすばらしさについては軽く解説をいれたいところですが、他アニメの記事を書き終わってから考えます。

 

デスマーチからはじまる異世界狂想曲(1~9話)→以前どこまで見たっけなあー、という記憶を探るために見ています。サトゥーさんまじでいい人。ゲスな主人公がスタンダード化してきた異世界転移ものでは珍しいくらい普通のいい人。可憐な美少女奴隷が増えていく様子はエロゲですが、気にならないくらいいい人。

 

・スタンドマイヒーローズ(3話)→ソシャゲ系乙女ゲームによくある攻略対象多すぎ事件。途中で誰が誰だか…。と初心者の私はなってしまいました。アズールレーン同様、自分用に別記事作ります。

 

今週は以上です!

 

台風が過ぎ去り秋らしい気温となりましたね。

みなさま風邪などひかぬようお過ごしくださいませ。

アズールレーン1話。ミリしらなので世界観をまとめてみた

オレの名前は天龍。フフフ、怖いか?

 

天龍ちゃんの水着目当てで艦これやったけど、一週間で飽きました。

ソシャゲができないまるなです。

 

秋クールからはじまったアズールレーン

ゲームユーザー向けかっ?!!っていうくらい色々な艦が出てきましたね。

 

すみません、はっきり言ってエンタープライズしか覚えてない。

 

そんなわけで、自分用も兼ねまして、

艦これはミリくらい知ってるけど、アズールレーンはミリも知らない私が世界観をまとめてみた!的なことをやってみたいと思います。

 

 

 

アズールレーンとは?

 

ミリも知らない私としてはここからスタートしたいと思います。

 

私の知っていることと言えば秋葉原の電気街に大きい広告が出るくらい人気のゲームだということくらい。

ただ、ぶっちゃけ艦これと何が違うのかわからない。

 

まず、ゲーム版のアズールレーンが開発されたのは中国。

 

艦これに触発されて造られた艦船擬人化ゲームの1つで、日本のヲタ文化に影響を受けて生まれたようです。

 

なるほど、ここまでだと中国版の艦これだと理解するのがよさそうです。

 

中国では戦艦少女など艦船擬人化ゲームがブームとなったようで、アズールレーンは他のゲームとは異なり、シューティング要素を入れているのが特徴だとか。

 

このシューティング要素が艦これとも大きく異なる点のようですね。

 

艦これも途中からドイツ艦など導入されましたが、アズールレーンでは最初から第二次大戦前後の世界中の艦船が登場するのも艦これとの違いと言えます。

 

アズールレーンのストーリー

 

まずはアニメ公式サイトの概要から抜粋させていただきます。

 

物語の舞台は、我々の知らない、地表の71%が水で覆われた青き星。
異世界より突如現れた、異形の敵「セイレーン」。圧倒的な力を有する外敵に対抗するべく、
人類は4大陣営を中心に世界的な連合組織「アズールレーン」を結成した。

自由を敬う「ユニオン」
栄光を重んじる「ロイヤル」
結束を讃える「鉄血」
羈絆(きはん)を尊ぶ「重桜(じゅうおう)」

そんな人々の英知を結集した「キューブ」を用いて誕生されたのは、
鋼鉄の艨艟(もうどう)たちの力を有する少女たち。
時に勇壮、時に美しく、時にダイナミック――陣営の垣根をも乗り越えた彼女たちの活躍により、
セイレーンの侵攻が食い止められ、その勢力がほぼ撃退されたように見えた。

しかし「セイレーンの力を用いるべきか否か」という理念の違いからか、はたまたフネではなく、
ヒトとしての彼女たちの思いからか――
「重桜」と「鉄血」に代表された一部の勢力が「アズールレーン」から離脱し、
「レッドアクシズ」として活動を開始した。

そんな「レッドアクシズ」の動向を監視するため、
アズールレーン」は大洋の中で新たな基地を新設し戦力を集結。
状況は一触即発。少女たちの運命はまだ誰も知らない……

 

ちょいと長かったですね。

 

概要から見えてくるのは、二つの対立構造。

 

1.人類vs.セイレーン

→これが基本、大前提となる対立。

セイレーンが世界の敵であるという共通認識のもと、人類が結束したのが歴史の第一段階。

 

2.アズールレーンvs.レッドアクシーズ

→歴史の第二段階。1話ラストで赤城がレッドアクシーズの名乗りをあげたところを見るに、現在はここに突入したところの様子。理念の違いにより人類が分裂した状態。

 

セイレーンとは何か?

 

今のところ分かっているのが、異世界より現れた異形の敵」ということくらいでしょうか。

 

海に突然あらわれた謎の敵、という点においては「蒼き鋼のアルペジオ」や「艦これ」と共通したものがあります。

 

ゲームのほうでは未来から来たと思わせるような発言もあるとかで、「刀剣乱舞」でいうところの時間遡行軍的な要素も持っているのかもしれません。

 

刀剣乱舞の時間遡行軍、あるいは歴史修正主義者というのは、各個が修正したい歴史に向かっているのに対して、セイレーンは一つの歴史ーつまり第二次世界大戦に集まっていることも特徴だと思われます。

 

このあたりからヲタの妄想を広げていくと、

アズールレーンの世界は地球ではないどこかの星といいつつも、地球人類が介入した歴史を繰り返す実験場のようにも思えます。

 

そして第二次世界大戦を起点とした歴史の修正が目的ではないかと。

 

いずれにせよ、セイレーンの正体がどの程度明かされるのかというのも一つ注目ポイントですね。

 

主な陣営

 

アズールレーンの世界には4つの大きな陣営があることが1話で明かされています。

それが、ロイヤルユニオン鉄血重桜

 

陣営についても少しだけまとめておきます。

 

ロイヤル

 

小さな女王陛下「クイーン・エリザベス」が率いる国。

アズールレーンのメンバー。

 

イギリスをモチーフにした国ですね。

 

1話で登場した、ジャベリンユニコーンイラストリアスプリンス・オブ・ウェールズが所属する国。

 

なお、ちなみに史実に登場する航空機補修艦・ユニコーンは、空母・イラストリアスの製造設計をもとにして作られたので、姉妹館ではないものの、姉妹のような関係を築いている模様。

 

同型艦で姉妹となる様子は艦これと変わりませんね。

 

ユニオン

 

科学と自由を重んじる国。

アズールレーンのメンバー。

 

アメリカをモチーフにした国。

 

1話で登場した艦ですと、エンタープライズ、ラフィー、クリーブランドが所属しています。

 

鉄血

レッドアクシーズを創設した国。

セイレーンの解析で得た技術で世界を変える力を手に入れたとされる。

 

1話での登場艦はありませんが、ドイツをモチーフにした国。

 

重桜

 

レッドアクシーズを創設した国。

 

第二次世界大戦頃の日本をモチーフにした国で、赤城、加賀、綾波が所属しています。

 

史実においても赤城・加賀は真珠湾攻撃に参加しており、こちらの世界でも戦いの火ぶたを切る役を担っています。

 

さらにエンタープライズに赤城・加賀とも沈められた歴史がありますので、今後もこの2艦が活躍するのではないかと思われます。

銀英伝(石黒監督版)21~28話。俺の銀英伝が終わった…

キルヒアイスぅぅぅうううううう!!!!!ガックリ。

 

いや、ほんとね、いつかは死ぬと思ってたよ。でもね、このタイミングだとか思わないじゃん。

110話あるんだよ。なんで26話で死ぬんだよ。せめて89話くらいにしてよ。

 

ワンピースでエースが死んだとき並みの喪失感に襲われています。

キルヒアイス…。お前、もっと生きててくれよ…。

 

前回はとてもまじめに記事を書きましたが、今回は書きなぐります。

 

内戦においては、正義のありかたを問うようなシーンもたくさんあったので、それについて話すべきなのか、と思わないでもないんですけど、

とにかく悲しみが深いので、書きなぐります。

 

悲しみの丈を書きつつ、最後に少しだけ自由惑星同盟側のお話もしたいと思います。

 

 

 

ラインハルト闇落ちを回避?

 

私以上にやばいのがラインハルト。いや、比較するのも申し訳ないくらいラインハルト闇落ちするんじゃないかと思いました。

 

結局はちゃんと国政に腐心しているようで、そこは安心しました。

 

が、お姉さんの言うように未来に生きることは少し難しいようですね。

 

「フロイライン、私には立ち止まることは許されないのだ」

 

何故立ち止まることが許されないのか、

そもそも立ち止まるということの意味は?

 

少し考えればわかることなのですが、キルヒアイスが今わの際に残した「銀河を手にお入れください」という願いを叶えるために今のラインハルトは動いているんですよね。

 

キルヒアイスの最期の言葉だから立ち止まれないし、

立ち止まるとは、銀河統一をストップすることを意味するのでしょう。

 

銀河統一に向けて動き続けなければならない、だからヒルダの言葉であっても聞き入れなかった。

 

この時期におけるヒルダはラインハルトにとって、理性の部分の一番の理解者だと感じております。

 

はっきり言って副官に任ぜられた人たちは可哀そうでしたね。

 

今まで理性も感情も何も言わずとも全部キルヒアイスがわかってくれただけに、わかってくれない周囲がもどかしく感じてしまうのでしょう。

 

それにしたって、「どうする?」で全部できる人のほうが少ないんだから、ラインハルトだって言葉足らずだと思うのです。

 

副官にあんなにも簡単に感情を見せていたラインハルトが、自分の意見を否定されたにも関わらずヒルダと冷静に会話出来ていたのは、彼女に対する信頼が芽生えている証拠だと言えるでしょう。

 

オーベルシュタインも優秀な男ではありますが、ヴェスターラントの一件もありますし、彼は自分の思うままに動かそうとする傾向が強すぎます。

 

ヒルダのほうがある程度柔軟で賢い分、ラインハルトの理性の部分を受け止めた上で、彼の言い分を察することができるので建設的な会話ができているように感じます。

 

多分、ラインハルトと深く関係性を築いていく上ではこの「受け止める」「察する」という工程が重要であるように思います。

それを今までしてくれていたのが、キルヒアイスであり、アンネローゼ。

 

そして2人が自分の元を去った今、ヒルダにそれを求めているし、彼女もそれに応えている、というのが28話を見た私の所見です。

 

過去への囚われ

 

国政に、銀河統一に励んでいるからラインハルトはもう大丈夫かというと、そうでもないように思えます。

 

というのも、今のラインハルトは「キルヒアイスがそう望んだから」こそ自分の欲望に邁進しているように見えるからです。

 

副官が去ったあと、三人の思い出の写真と、キルヒアイスの遺髪を入れたロケットを開いて

「そうだな。そうしようか、キルヒアイス…」

とつぶやくラインハルト。

 

この時点で、コイツやべえ、と思ったのは私だけではないと思います。

 

この言葉の意味はわかりかねるといいますか、きっとこれだろうとは思うのですが、それを口にするほどの論拠がないので、今は伏せさせていただきます。

 

ただ、去ってしまった日々に対してこれほどまでに優しい声が出せるのは、彼が過去のことのみを思っているからでは?と考えてしまいます。

言い換えるなら、ラインハルトの思考は帝国を安定させるために奔走している今でも、銀河を統一したあとの未来にもない。彼はキルヒアイスと約束した過去の中に生きているということです。

 

ただ、まあそれも仕方がないことだと思います。

 

ラインハルト、キルヒアイス、アンネローゼは3人で世界が完結してるという生活を10年以上送ってきたのですから。

 

キルヒアイスがアンネローゼとつながるためにラインハルトが必要であるのは言うまでもありません。

それに、アンネローゼが何も言わずにラインハルトを見守っていられたのも、キルヒアイスがいたからだし、

ラインハルトとキルヒアイスが長年の友情を築けていたのもアンネローゼを救うという目的があったから…

 

こうやって見ていくと、2人が安定してつながるためにもう1人が必要で、他の誰も必要ない、というのが3人の世界だったんですよね。わりと極端な言い方ですけど。

 

2人がいなくなった今、ラインハルトの世界には大切なものは何もないのと同じなのかもしれません。

だからラインハルトは過去にしか生きられない、今は過去の中で生きていくしかできないんだと思います。

 

ただ、それはすごく脆い。

銀河が一つになったら、ラインハルトは何もない世界でどうやって生きていくのでしょうか。

 

隠れたもう一人の主人公・ユリアン

 

オープニング、エンディングとも新しいものになりましたね。

 

オープニングは銀河帝国側、エンディングは自由惑星同盟側というのは変わりませんが、エンディングの構造と言うかが変化しているのは見逃せませんでした。

 

オープニングの視点と言うか、主人公はアンネローゼで変わらずでしたが、

エンディングはユリアンだけになっていました。

 

1期のエンディングでは、ヤンとユリアン自由惑星同盟軍のいろいろな人たちとすれ違い、最後に一緒に宇宙を見る…みたいなストーリーでしたが、

2期で軍の皆さんを思いながら宇宙を見つめるのはユリアンだけ、という構図に。

 

この違いは一体何なのか…。と深く考えてしまうのはオタクの悪いくせなのでしょうか。

 

ヲタ的な考えを巡らせて出てきた可能性は2つ。

1.ユリアンの登場回数がぐっと減る

2.実はもう一人の英雄はユリアン

 

1.はまあオープニングがアンネローゼだからというのが理由です。

 

アンネローゼはラインハルトと離れてしまって今後登場回数は減ることが確実です。

それでもラインハルトを強く思っているし、ラインハルトにとって核となる人物でもあります。

 

初陣を華麗に飾ったユリアンも、今後はヤンのことを大切に思いながらも離れてしまうという展開を暗示しているのでは?というのがこちらの説。

 

そして2.は、いや!ユリアンの登場回数減るとかありえないから!!みたいな説ですね。

だとすると、逆にユリアンの登場回数は増えてヤンを食ってしまうほどの主人公っぷりを発揮するのでは?

 

1期のエンディングのラスト、一人になったユリアンを見つめるラインハルトの姿がありますが、これも意味深。

 

主人公になったユリアンはラインハルトと何らかの親交を持つのかもしれません。

 

前回、物語は主人公の願いを叶える過程だという話を少ししましたが、

じゃあ主人公(仮)のユリアンの願いは何か。

 

実のところ今はそう強い目的はないように思えます。

というか、ユリアン若いし、これから色々な経験をしていって「目的」を見つけていくんじゃないかな。

 

ラインハルトが過去に生きているのなら、ユリアンは未来に生きると言えるのかもしれません。

 

ユリアンの「目標」はヤンのように見受けられますから、ヤンが起点となって目的が生まれる可能性もありますよね。

 

どんな展開が待っているのか分かりませんが、私が言えることはただ一つ!

 

ユリアン、まだまだ登場して!!お願い!!!!

ありふれた職業で世界最強1~13話

正妻強いな、この作品!!

 

というのが一番最初に感じたことです。

ユエちゃん器がでけえよ。

 

主人公にかわいい女の子が群がるという、いわゆるハーレム系のお話は昔からあるし、鉄板のネタですよね。

 

いちご100%」とか、「To LOVEる」とか、ひと昔前は普通の男の子がハーレムを形成していくイメージでしたけど、最近では少し傾向が違ってきているようにも思います。

 

先週の感想で引き合いにだした「盾の勇者の成り上がり」や、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」なんかは主人公最強…とまで言わずとも主人公TUEEEEみたいなお話が増えてきたように感じています。

 

いや、「ぼくたちは勉強ができない」は主人公勉強ができるわりと普通の人だし…。普通の子がハーレム作るのはジャンプの傾向なのか。

そして、転スラやSAOから考えるに主人公最強なのは昨今のファンタジー作品の傾向なのか…。

 

分析の視点はいろいろとありますが、私の中でありふれた職業で世界最強は主人公最強かつハーレムなアニメというカテゴリーに分類しています。

 

さて、ハーレムアニメの主人公は鈍感なのが王道!(私の中で)

 

女の子たちがわかりやすくアピールしても、スキル・主人公の鈍感を発動させスルー。

あるいは告白されても、スキル・優柔不断を発動させ曖昧な関係に…。というのが私のイメージ。

 

盾の勇者の尚文はがっつりスキル・主人公の鈍感を発動させ、ラフタリアの気持ちにこれっぽっちも気づいていない。あれじゃラフタリアがかわいそうだよ!!

異世界魔王のディアブロは結局正妻を決めずに2人とも侍らせてるし。いや、どちらも捨てられないんだけど…。

 

話はそれましたが、ありふれた職業で世界最強のハジメくんのいいところはちゃんとユエちゃんを恋人として扱って、他の女の子を振って振って振りまくってるところだと思います。

 

13話の元カノvs.今カノな展開には冷や冷やしましたが、ちゃんとユエちゃんに軍配をあげたときには拍手しました。

 

ハジメくんが男前なのが、他のアニメにはあまり見られない要素ではありますが、それよりすごいのはユエちゃんの器の大きさだと思うんですよ!!

 

シアとのデートもシアだから、ハジメに大切を増やしてほしいからって許可するし、

香織ちゃんにも、「私とお前の違い見せつけてやる」って同行許しちゃうし!

 

正妻の余裕を超えた器のデカさ!いっそ男前!!!!

 

人間よりずっと長い時間生きてきたから成せるわざなのか…。

 

この2人がちゃんと恋人として、むしろ夫婦としてちゃんと安定しているところは個人的に好感が持てますね。

 

結局アスナに戻ってくるキリトが好きみたいな(いきなりSAOの話)

 

しかしながら、実のところお互いの何に惹かれたのか、という部分が少々わかりにくい気がしています。

 

ユエは助けてもらった直後からハジメに惹かれてたみたいだけど、正直助けてもらったという理由だけではチョロインじゃん!と言わざるを得ない。

むしろそれだけだというなら、それがユエにとってどれだけ重要なのか、もう少し描いてもらいたいところです。

 

ハジメのほうも、最初はユエに興味まるでなさそうだったのに、どうしてあそこでキスしたし!

年上かもしれないけど、見た目幼女なユエをどこで女として意識したんだ!

 

安定はしているけど、吊り橋効果でできた夫婦に見えてしまうためか、2人の絆がイマイチ強く見えない。むしろもろささえ感じる。

 

この先、2人が「始まりなんてどうでもいいねん!」と思わせてくれるようなエピソードが出てきてくれることを期待しています。

今週見たアニメの報告 2019/10/12

皆さま、一週間お疲れ様でした。

せっかくの週末、台風の影響で関東東北を中心に戦々恐々といった雰囲気ですね。

 

先月の千葉の件もございますので、安全対策を講じつつ過ごしたいものです。

 

今のところ一番の安全対策は引きこもり。というわけで、今週末もアニメを見て過ごしたいと思います。

 

【今週見たアニメ】

銀河英雄伝説(石黒監督版。21~28話)別記事用意しました。悲しみが深すぎる。

 

アズールレーン(1話)→こちらも別記事用意予定。

 

・超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(2話)→まさかあそこでおわるとは…。勝人大活躍のお話でしたね。委託の形をとりつつ市場を作るという手腕にはコミックスを読んでる時からおどろかされました。あとTwitterを見て、スタッフさんの愛が素晴らしい作品だと感心いたしました。

 

 

 

・ありふれた職業で世界最強(2~13話)→作るか悩みましたが、ここで話すには長すぎるので、別記事用意します。

 

徒然チルドレン→ウェブマンガ何度も読んじゃうくらいファンです。どこかに置いてきた青春を思い出したいときに見てしまいます。

 

・スタンドマイヒーローズ乙女ゲーム脳な私としては、2話か3話くらいで事件Aが発覚し、スタンド内に裏切者がいて、そいつが事件Aの中心人物みたいな展開を予想してしまいました。姉いわく、ヒロインちゃんはユーザーの中でも人気があるようですので、ヒロインの成長がこのアニメの肝になるんじゃないかと思います。

 

今週は以上です。

いよいよ秋クールも本格始動してまいりましたね。

災害もそうですが、涼しい日が続いていますので台風が去った後もご自愛くださいませ。

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!1話

お肉は基本的に鶏肉派むね属です。

 

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!略して超余裕!

 

皆さん気になってることはただ一つだと思うんです。

 

超人高校生という設定はこの世界でも余裕で生き抜いていけるのか?!!

 

結論:生き抜いていけない。だって高校生じゃあ総理大臣にはなれないもの。

そう、パラレルジャパンの超人高校生なのはわかっていますが、

とりあえず彼らの設定がどれだけ現実味があるのか検証してみよう!というのがこの記事の趣旨です。

 

とりあえず今回は、大星林檎ちゃん、神崎桂音ちゃん、プリンス暁くん、御子神司くんに絞って検証してみたいと思います。

忍ちゃんも好きなんだけどな…。にんにん。

 

 

 

世界最高の発明家は異世界でもアルミニウムが製造できるのか?

林檎ちゃん、かわいいですよね。7人の中で一番応援しています。

 

そもそも無重力空間で足がついてる理由とか、手袋型工具が現実的に造れるか、については理科の成績2の私にはちょっとさっぱりです。お手上げ。

 

と、いうわけで、1話の途中で彼女が見つけたボーキサイトからアルミニウムの製造があの山村で実現できるのか?について検証していきたいと思います。

 

さっそくこの記事の趣旨からはずれていることについては最早無視。

だって林檎ちゃんがかわいいんだもの。

 

私の場合、そもそもボーキサイトってなあに?ってところから始まるのですが、

要はアルミニウムの原料ですね。なるほど。

 

ボーキサイトからアルミナを取り出して、そこからアルミニウムを製造するという流れのようです。

 

うん、よくわからん。

 

なんとか理解できたのは「アルミニウムの製造には大量の電気が必要である」ということだけ。

 

電力については飛行機に搭載されていた小型原子炉で発電する、というのはストーリー中で語られていた通り。

 

小型原子炉については現在アメリカを中心に世界中で開発が盛んに進められているようです。

 

ただ、現在開発されているものでも、高さ20メートル直径5メートルと言いますから、とても飛行機に搭載できるサイズのものではありません。

数世紀先をいく林檎ちゃんだから作れたんだね!と理解するほかありません。

 

結論:電力があるので、異世界でもアルミニウムは多分製造できる。きっと。

 

世界最高の医者は高校生でもなれるものなのか?

 

お次は世界最高の医者にして、世界最高級のナイスバディをお持ちの神崎桂音ちゃん。

 

いやいや、お医者さんは高校を卒業して6年も医大に通わないとなれないことくらい知ってます!

でもそれはリアルジャパンの話。

 

パラレルジャパンには飛び級と言う裏技があるかもしれないじゃないか!

 

と、いうわけで調べてみました。世界最年少のお医者さん。

 

そこでヒットしたのが、アメリカ・ニューヨークのマウントサイナイ医学大学院卒業のバラムラリ・アンバティ医師。

彼は17歳と294日で卒業、そして医師免許を取得しています。

アメリカでは免許を持っていれば年齢に関係なく医療行為ができますので、彼は名実ともに世界最年少で医師になった人と言えるでしょう。

 

17歳といえばリアルジャパンでは高校生にあたる年齢。

飛び級、海外の学校卒などの裏道を使えば、現実でもお医者さんになれることがわかりました。

 

コミックス版では、針(と記載がありましたが、多分鍼の方)をつかって脳内物質をコントロールしてましたから、多分人体について熟知しているし、東洋医学についても見識が深そうです。

 

大学云々を置いといても彼女は医学的な知識をかなりの時間を使って蓄えてきたことがうかがえます。

 

結論:高校生(にあたる年齢)で世界最高の医者になるのは現実的にも不可能ではない…気がする!

 

世界最高のマジシャンは本当に自由の女神を消せるのか?

 

プリンス暁…いやプリンセス暁だろ、どう見たって。

完全に女の子枠という扱いになってそうな暁くん。

 

序盤で空中浮遊したり、自由の女神消したり、あめーいじぃぃぃんぐっ!なマジックを見せてくれました。

 

そもそも、自由の女神とか大きいものを手品で消せるものなのでしょうか?

私の中のマジックって、コインを消したり、相手が選んだカードを当てたりする細かい芸ってイメージなんですよね。

 

アメリカ・ラスベガスで活躍するデビット・カッパーフィールド氏(61)はリアルで世界最高のマジシャンと言っても過言ではない人。

 

彼もまた、そう!あの!!自由の女神を消してみせた男!!!

 

万里の長城をすり抜けるなど、ダイナミックでエキサイティングなマジックを見せてくれます。

 

またプリンス暁くんがやってみせた空中浮遊(Flying)もカッパーフィールド氏の十八番。

 

そう!世界最高のマジシャンのマジックは実在するのです!!すげえ。

 

フォーブスが発表した世界で最も稼いだマジシャン2017によると、カッパーフィールド氏は1年間の間に6150万ドル(安く見積もると大体61億5千万円くらい)稼いだということ。

 

暁くんの一晩で数百億というのは少し大げさな数値なのかもしれません。

 

結論:61歳のプリンス暁が実在する。

 

世界最高の政治家は未成年でもなれるものなのか?

 高校生にして日本国首相。ぶっちゃけ一番あり得ない肩書を持っているのが、御子神司くんですよね。

 

まず政治家の概念から整理させていただきます。

簡単に言うと、国会議員か地方議会の議員、もしくは議員になろうとしていて、具体的に政治的な活動をしている人のこと。

 

議員さんになるには被選挙権の年齢要件に達していなければなりませんね。

 

現在の日本では被選挙権が得られるのは、早くて満25歳。

 

ただ司くんはすでに首相、ということは衆議院議員に当選しています!

 

ここら辺は桂音ちゃんと同じように抜け道…というかリアルジャパンとは異なる制度が存在すると仮定したほうがよさそうです。

 

世界の被選挙権年齢を見てみると、一番若いのが東ティモールなどの17歳。イギリス下院やオーストラリア(上院・下院とも)などでは18歳となっています。

 

実際そんなに若くして議員になろうという猛者がいるのか、という話になるんですけど、いたんですよ、これが。

 

2010年にスウェーデン議会の議員になったアントン・アベレ氏です。

 

彼は15歳のときに「路上で暴行を受け16歳の少年が亡くなった」という出来事をきっかけに、暴力をなくす運動を開始していました。

 

当時は比例代表として出馬。当選後、辞退した人がいたため繰り上げ当選ではありましたが、若干18歳で政治家になったのでした。

 

つまり!被選挙権さえあれば、司くんだって議員さんになれそうだということです!

 

それとこれと話が違ってくるのが、高校生で首相になれるかどうかっていうこと。

 

日本の首相はオジサン?オジイサン?みたいな人たちばっかりで、若くてイケメンな首相とか想像もできません。

 

世界で一番若い首相といえば、オーストリア国首相のセバスティアン・クルツ氏。

 

首相に就任したのは31歳!!

 

日本国首相の最年少は伊藤博文氏(44)ですから、ずいぶんと若い…。

 

クルツ氏の経歴を見てみると、ウィーン州議会議員、移民統合事務局局長、外務大臣などを経ての首相就任だったようです。

 

そう、若いからと言っていきなり首相にはなれないのである。

 

いくら高校生にあたる年齢まで被選挙権が引き下げられたからといって、普通はいきなり一国の代表にはなれない!

この辺が司アメイジングです。

 

結論:高校生で政治家にはなれるかもしれないが、首相になるのはとっても難しそう。

 

結論:超人高校生という設定はこの世界で生き抜いていけるが、余裕はない。

 

検証してきた結果、超人高校生たちの設定は思いのほかリアルであるように思えてきました。

 

制度さえ変われば桂音ちゃんが医者になることも、司くんが政治家になることもできます。

暁くんのマジックは人間業の範囲に収まってるし、林檎ちゃんの技術も(一部は)現実的なものです。

 

そう、彼らの設定はリアルジャパンでも生き抜いていける。

でも現実的かと言うと、そうとも言い切れない。

 

結論:超人高校生という設定は現実世界でも余裕がないけど生き抜いていけるようです!

銀河英雄伝説(石黒監督版)1~20話

今日はカレーを作る予定だったのに、カレールウを買い忘れました。

キルヒアイス、俺はカレールウを手に入れることができると思うか?

 

 

 

銀河英雄伝説とは?

銀河英雄伝説は言わずと知れた名作です。

人類が宇宙に進出し、銀河帝国自由惑星同盟が150年の長きにわたり戦争を繰り返していた時代のお話です。

 

主人公は2人。

銀河帝国の若き英雄、ラインハルト・フォン・ローエングラムと、

自由惑星同盟ヤン・ウェンリー

 

この二人の英雄の活躍を軸とした、スペースオペラ

 

原作は小説ですが、アニメ、マンガ、オーディオブックなど様々なメディアで展開されています。

2012年には宝塚歌劇団でも上演されたことがあるんですね、へえ。

 

昨年には銀河英雄伝説 Die Neue Theseも放送され、現在は続編の映画をやっています。

宮野、鈴村という魅惑のキャストたちにも関わらず、今回石黒監督版に手を出したのは、単に映画公開など待たずに全部見たかったからなんです。

英雄伝説なんてキャンペーンまでやりやがって。上野にも銀座にも行きたかったよ!!

 

前説はさておき。

銀河英雄伝説は主人公2人が実に魅力的です。

 

個人的にはどちらかというとヤン派なのですが、今回はラインハルトメインで少し話してみようかと思います。

 

ラインハルトの持つカリスマ性と少年性

 

ラインハルトが魅力的だと思う一番の要因は彼の持つ気質です。

 

数話見て彼は実に「気高い」という言葉が似合う男だなと感じました。

4話で転校初日に同級生に足をかけられた際に、「どいてくれないか、君」と一言。

そしてどかないと分かるや、強烈な張り手をかましました。いいぞ!ラインハルト!!

 

この一幕がラインハルトの本質を表しているように感じますし、なにより私はこのシーンが結構好きだったりします。

ラインハルトの本質、言葉にするのがすごくむずかしいのですが、何者も自分を傷つけるに値しないと思っているところが、彼にはあるように思います。

 

ただ、「どいてくれないか、君」の次の手段がビンタっていうキャラ、昨今中々お目にかかれないので、このシーンを見てラインハルトが好きになりました。

 

よくも悪くもお坊ちゃんで、世界の理不尽を知らないし、理不尽なんてありえないという思想が彼の根っこにあるんだろうと考えています。

 

それは姉・アンネローゼがラインハルトの世界を優しく包み込んでいたおかげでもあります。

敢えて悪い言葉で言うと、ママに大事にだーーいじに育てられた自己中心的なお坊ちゃまなんですよね、ラインハルトって。

でもキルヒアイスとか自分の懐に入れた人間を大事にするからかっこいいんだよな。

 

ところで、宝塚版銀英伝では、ラインハルトとヒルデガルドの恋が描かれたようですけど(というのも、トップがラインハルト、娘役トップがヒルデガルドだったからきっとそうなんだろうという妄想ですが)、

個人的には本当のヒロインってアンネローゼだと思うんです。一番守られているお姫様ポジションじゃないか。

 

話をラインハルトに戻して。姉離れがどうしてもできないところや、自分の邪魔をするものは誰かれ構わず踏みつけていくところなんか見てると、ラインハルトもまだまだ子どもなんですよね。

 

そういう彼の少年性に堀川さんという声優さんはピタリと当てはまってて、石黒版のキャスティングにはただただ感心するばかりです。

 

じゃあ、宮野さんがどうかっていうと、彼はどちらかというと、ラインハルトの持つカリスマ性を表現するのにぴったりな声優さんだと思います。

デスノートの月もそうでしたが、カリスマ性のあるキャラと宮野さんって相性いい気がします。

 

柔のヤン・ウェンリー

若さ、カリスマ性、という力押しのラインハルトと対照的なのが、もう一人の主人公ヤンです。

彼は面白いほどに一部の上司以外には嫌われている男です。

ただ、彼のことを好きな上司たちは、彼が負担だと感じてしまうほどに期待をかけてくれる。ほんとに評価が両極端。

 

お世辞にもやる気満々とは言い難いのに出世ばかりされちゃあ、出世欲満々のフォークさんもたまったもんじゃないっていうのは理解する。

本筋からはそれますが、幼い万能感と欲にまみれたフォークも決して嫌いじゃないです。ただ、友達にはなりたくねーなって。

 

エル・ファシルの英雄だなんだと呼ばれてますが、ヤンの行動っていつも目の前にある命をできるだけ多く救うところにあるような気がします。

 

ただ、ヤンほどの頭脳があれば、エル・ファシルでもアスターテでも自分だけが助かる方法なんていくらでも考えられただろうし、そのほうが楽だったはず。

ラインハルトと違い、彼がなぜ命を救おうとするのか、という部分が20話まででは見えてきません。

 

彼はどうやら慈善活動家でもないようですから、なにかしらの強烈な経験がないと顔も知らない誰かさえも救おうという気は起らないでしょう。

 

そればかりが気になって朝食・夕食のお供に銀河英雄伝説を見まくる一週間を過ごしました。

 

まあ、私がヤン派なのは単にアッテンボローが好きだからなんですけどね。

ちょっとお調子者というか、嵐を望むいけないところはありますが、ジェシカの身に危険が迫ったときには駆けつけてくれる義理堅い感じがとても好きです。

これからもどんどん活躍してくれよ。

 

20話までの銀河英雄伝説

捕虜開放くらいまでは、ラインハルト側のラスボスが皇帝(ブラウンシュバイク公)で、ヤン側のラスボスがトリニューニヒトだと思ってたんですよ。

 

この二人を倒しちゃえば和平の道が開かれたりするのかなって。

 

ことはそう単純ではなかったみたいです。

 

皇帝はあっさりお亡くなりになったし、

トリニューニヒトはどっかいっちゃったし。

 

それぞれが内乱に発展して、お互いの戦争どころじゃなくなりました。

 

で、あるとするならば、この物語はどこに向かうのか分からなくもなってきましたね。

 

物語の基本構造は主人公が自分の力で運命を切り開き、自分の願いを叶えるところにあると思っています。

それはドラゴンボールのように努力と友情のもとに勝利を得るという明るいものだったり、

ロミオとジュリエットのように死して永遠の愛を手に入れるという悲しいものだったりもしますが。

 

さて、ラインハルトの願いは皇帝になること(あるいは皇帝と同程度の権力を手に入れること)

そしてヤンの願いはしばしの平和を享受すること。

 

ラインハルトの願いはこの内戦終結後にでも叶いそうですが、戦争からの内乱に発展しまった自由惑星同盟は平和からは遠のいたように感じます。

 

こうなってしまえば、実はヤンの本当の願いは平和ではないのかも、という邪推さえ生まれてしまいます。

 

これから二人の願いはどのように成就されるのか、

そしてみんな大好きキルヒアイスはアンネローゼと結ばれるのか。

 

わくわくしながら、とりあえずカレールウを買いに行ってきます。